2009年01月
大寒ということですが ここ 松任では穏やかな日になっています
お陰でハウスの灯油代が結構節約できていて助かっていますが
やっぱり冬は雪があって 「サブー」 っと身震いするような寒さがないと
本来、冬を越せない害虫やなんかが春になって騒ぎ出したりしますからね・・・・・
そんなことの影響もあるのか 先日栃木のイチゴを作っている友人が「今年は交配用のミツバチが足りなくて・・・」と言っていたのですが こちらの農協からも「交配用ミツバチ出荷情勢について」と題した通知が届きました
野菜農家にとってもミツバチは交配を必要とするメロンやイチゴ、スイカ などを栽培する上で重要な役割を担ってくれていたのですが そのミツバチが 大量死やミツバチ群の生育不良 女王蜂の輸入停止などで 激減しているとのことです
これには官民挙げて確保・保全に努めているとのことですが 見通しはまだ立っていないとのことです
これも気候変動の異変か何かの影響でしょうか?
鉢花生産農家だからそんなの直接は関係ないんじゃない? と思われるかも知れませんがそんなことはありません
それが良いものか悪いものかは分かりませんが、必ずどこかで繋がっていて何らかの影響が出てくるはずです
そんな風に感じながら読み入ってしまった通知でした
今回はゼラニウムの播種作業を紹介しましょう
アンド・プラントでは年間で約6万粒のゼラニウムを播種しますが その播種にはこんな機械を使います
その名も 「真空播種機」 です
名前はカッコいいですが 何のことはない 単なる?掃除機の改良版みたいなものです
ところが実はいろんな工夫がされていて かなり優れものでもあるのです
天板に このような直径約0.5ミリの穴が開いていて この天板が掃除機の吸引口になっていて種を吸いつけます
種が付いているのが分かりますか?
全部で406個の穴が開いています
すべてに一つずつ吸い付くとこういった感じになります
続きを読む
ybeat109